昨今、注目されている「太陽光パネル」の住宅設置。
昔もソーラーパネルを家に設置することは珍しくありませんでしたが、今注目されている理由は少し違います。
既に太陽光パネルの設置を検討されている方は、「今パネルを付けるなら、自家消費がおすすめ」と聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回は、「自家消費」「売電収入」というキーワードから解説させていただきます!
1.そもそも「自家消費」「売電収入」ってなに?
太陽光パネルを設置するには、相応のコストがかかります。
では、なぜ住宅にパネルを設置するのか、主な理由は「自家消費」と「売電収入」です。
・自家消費
太陽光パネルで発電した電気は、そのまま家で使うことができます。
その分電気代を節約することができるので、コストをかけて設置しても長い目で見るとお得になる、ということですね。
ただ、もちろんデメリットもあります。
ソーラーパネルは太陽がでている昼間にしか発電できないため、昼に電気をあまり使わないのであれば、メリットはあまりありません。
また、パネルは年数が経つごとに劣化し発電効率が落ち、災害等で破損することも考えられるため、数十年後も同じような発電量で発電するのは難しいと言えます。
・売電収入
発電した電気のもう一つの使い方は、電力会社に電気を売ることです。
昼間使いきれない電気は売電することで、その分の収入を得ることができます。
しかし、これにもデメリットがあります。
売電の単価は年々減少しており、来年度(2025年度)の売電単価は1kWhあたり15円。
5kWhの太陽光パネルを設置していたとすると、一日の発電量の平均が13.7kWhであるため、全て売っても205.5円の収入にしかなりません。
一昔前は売電単価もこれの二倍、三倍だったため、もっぱら太陽光パネルの設置理由はこの「売電収入」でしたが、今はあまりメリットがないということですね。
2.今おすすめなのは「自家消費」?
さて、それぞれのメリットとデメリットを踏まえた上で、今の主流は「自家消費」を目的とした太陽光パネルの設置であることの解説をさせていただきます。
前項でお伝えした通り、売電をメインとした活用方法はあまりメリットが見込めません。
ですので、今太陽光パネルを設置するのは自家消費を主な目的にするのが良いとされています。
ただ、こちらも積載量が少ないとメリットが最大化できず、前項でお伝えしたデメリットもあります。
そこでポイントになるのが、「大きくつくる」「大きくためる」「大きくつかう」の三つのポイントです。
3.自家消費のポイントは?
・大きくつくる
ポイント一つ目の「大きくつくる」は、なにも積載量(屋根にパネルを設置する枚数)を多くするということだけではありません。
重要なのは、変換効率と耐久性です。
載せるパネルの量を増やそうとしても、屋根の広さには限りがあります。
そこで注目すべきは変換効率。
少ない面積でも多く電気を発電できるようにするには、太陽光を電気に変換する効率の高い、すなわち性能の良いパネルを選ぶのが良いです。
また、建ててから数十年住む住宅に設置するには耐久力も重要です。
耐久検査の数値や保証年数を比べてみると良いでしょう。
・大きくためる
ただ太陽光パネルを設置しただけでは、昼間電気を使わないご家庭ではあまりメリットになりません。
そこで重要なのは、「蓄電池」との組み合わせです。
昼に発電した電気を蓄電池にためることで、その貯めた電気を夜に使うことができるため、発電した電気を余すことなく自家消費することができます。
・大きくつかう
蓄電池を導入すれば、家で使う電気は全て太陽光パネルで賄うことができます。
また、オール電化にすればガス代も0円になるため、光熱費がかからない暮らしが実現できます。
また、余った電気は売電収入に回すことで、さらにお得になります。
4.どんな太陽光パネルと蓄電池を選んだら良い?
先ほどお伝えした通り、太陽光パネルには「発電効率」「耐久性」が重要になります。
また、蓄電池は電気を貯められる「容量」が重要になってきます。
ベルハウスでは、それぞれ「マキシオン製 太陽光パネル」と「テスラ製 蓄電池(パワーウォール)」を採用しています。
・マキシオン製 太陽光パネル
マキシオンの太陽光パネルはなんといってもその性能の良さが特徴です。
発電効率は世界一を誇る22.6%であり、保証年数はなんと40年(多くのソーラーパネルの保証年数は10~15年)の長寿命。
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・テスラ製 蓄電池(パワーウォール)
世界的に有名な自動車メーカーが手掛ける蓄電池です。
容量は13.5kWhの大容量で、デザインも非常に優れています。
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5.まとめ
太陽光パネルは蓄電池と組み合わせて電気を自家消費することで、電気代のかからない生活が実現できます。
他にも詳しくまとめている記事があるので、是非ご覧ください!
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