施工管理Iです。
【解体編②】ということで、①のその後の進捗を踏まえてお話しをさせていただきます。
前回の記事【解体編①】はコチラ↓↓
解体工事も順調に進み、徐々に構造躯体が露わになってきました。
そんな中、1Fリビング壁内の断熱材を取り除いてみると・・
水漏れを発見。
屋根の仕上げが手抜きだった為、
横吹きの雨が外壁から侵入していたようです。
間柱や筋交いの状態も酷く、腐っている箇所も多く見受けられました。
ひどい有様ですね。
他にも、外壁にゴルフボール大の穴を発見。
そこからネズミが侵入して住処となっている形跡がありました。
中古物件で一番怖いのがこれらのパターンです。
こちらの物件は今年の3月に
売買する不動産会社によってリフォーム工事が行われています。
一見すると新築のような仕上がりにも思えますが、
見えない部分は悲惨な状態になっていたのです。
他社リフォーム前 他社リフォーム後 弊社解体後
壁内結露や水漏れといった内部の異変や損傷は大規模な工事を行わないと気付けない事が多く、
表面的なリフォーム工事ではまず発覚しません。
人生の基盤となるマイホーム。
リフォーム工事をお考えの方にはコストをかけてでも大規模なリフォームをオススメいたします。
どうせ後で補修工事や悩みの種が生まれるのであれば思い切った決断をする方が賢明です(^-^)
今回は内装リフォーム工事の恐ろしさをお伝えさせていただきました。
次回からはいよいよ【工事編】スタートです。
問題の箇所をどう修繕していくのか・・今後とも必見です。
以上、お読みいただき有難うございました。
次回投稿までしばらくお待ちください。
施工管理I