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『SE構法』

『SE構法』

2020/06/06

こんにちは、施工管理Iです。

最近はお風呂に入る度に、自分の焼けた肌を見て、夏の到来を感じております。

『例年に増して暑い。』という言葉を例年聞いてる気もしますが、今年もやっぱり暑いですね(*_*)笑

そんなことはさておき、、

実は先日、『SE構法』と呼ばれる建築工法の研修を開いておりました。

耐震というワードを意識している方は耳にしたこともあると思います。

簡単に説明致しますね↓↓

まず、

建築工法(住宅工法)とはその名の通り、家を建てる方法の事で『SE構法』とは耐震性能に特化した建て方のひとつです。

(Safety Engineeringn(Engineering For Safety)の略で、「工学的に安全な構法」という意味です)

木造でのラーメン構造が可能で「大空間・大開口」を創ること事が出来ます。

ラーメン構造…鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造においては最も多く用いられている構造

簡単に言うと、鉄骨造でしか実現できなかった開放的な間取りが、木造住宅でも可能になる。という事です。

写真を見て頂くと分かるように柱の数が少ないですよね?( ˘ω˘ )

SE構法ではこんなにもスッキリしたお家が建てれます。

柱が少ないのに本当に耐震性能があるのか?

そう思う方も多いですよね。

実はその秘密は柱と梁の接合方法に隠されています。

従来の在来軸組工法(現代の木造住宅の8割がこの工法)では、柱と梁にそれぞれ凹凸加工を施しており、パズルのように連結させる事で組まれていますが、部分強度で考えた際に問題があるのでは無いかと考えられています。

『SE構法』では特殊な金物で緊結することで断面の欠損を防ぎ、強固な接合を可能にしております。

その他にも、材質や加工システムにまだまだ秘密が隠されているのですが、次回の「SE構法part2」でお話ししようと思います。

ご閲覧ありがとうございました(^_^)v

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