注文住宅を建てるときの選択肢の一つに、「屋上庭園」があります。
「屋上ってどんなメリットがあるんだろう」
「プライベートな庭が欲しいけど、建物を建てるだけで敷地が精いっぱい…」
「屋上が欲しいけど、検討中の工務店さんでは施工できないって…」
そんな思いをお持ちの方に必見の記事です!
1.そもそも屋上の定義って?バルコニーとは違うの?
屋上をつくっている家は少なくても、バルコニーを設計している家は多いですよね。
屋上とバルコニー(またはルーフバルコニー)の違いは、同じ階に居室があるかどうかです。
バルコニーはそのフロアの一部がせり出して、屋外の空間としてリビング等と仕切られているイメージですが、
屋上は本来屋根のある部分を平面にして、生活に使えるようにしたもののことです。
なので、基本的に屋上の方が広くて開放感のある空間になり、まさに庭のようにも活用できる場所になるのです。
2.屋上を計画するメリットは?
では、屋上を計画するメリットを改めてご紹介します。
①狭小地でも庭が持てる
昨今、土地価格の上昇に伴い、地域によっては十分な広さの土地が購入できないこともあります。
弊社の施工範囲である阪神間(兵庫・神戸)も、狭小地が多くあります。
土地に建物を建てるだけで精一杯で、満足できる庭が作れないこともしばしばありますが、屋上庭園なら庭に代わり屋外でのアクティビティを楽しむ空間を計画することができます。
②眺めが楽しめる
屋上をご希望される方は「この土地なら眺めが良いだろうから、ぜひ屋上を計画したい」とおっしゃる方も多いです。
海や山が近い場所ならなおさら眺めも良いでしょう。
朝日を眺めながら、屋上でコーヒーを一杯……なんていうのも中々味わい深いかもしれません。
③プライベートな空間
屋上なら、道路からの目線を気にせず、プライベートな空間で過ごすことができます。
また土地次第ではありますが、隣地からの目線も配慮した上で設計・施工することも可能です。
④様々なアクティビティが楽しめる
屋上では家庭菜園やBBQも楽しめるほか、ジャグジーを設置したりすることもできます。
プライベートな空間で、屋内では味わえない魅力的なアクティビティを楽しむことが可能です。
3.屋上を計画するデメリットは?
では逆に屋上を計画するデメリットはどんなものがあるのでしょうか。
①屋根と比べると雨漏りのリスクがある
屋上の設計の際は、雨漏りのリスクに十分気を付けないといけません。
大雨が降って屋上の排水能力を超えてしまうと、雨漏りの原因になってしまう可能性があるからです。
②メンテナンス・手入れが必要かも
排水溝のつまりを避けるためにも、定期的な掃除が必要になります。
屋根であれば日常的な清掃は必要ないので、デメリットのひとつと言えるでしょう。
また、シート防水などを採用している場合、劣化にともなってメンテナンスが必要になり、その分コストがかかる場合があります。
4.デメリットへの対策は可能?
では、デメリットへの対策は可能なのでしょうか。
①雨漏りについて
ベルハウスで施工する屋上は、ゲリラ豪雨を想定して過去最大を超える200mm/hの降雨量に対応する排水能力を持たせています。
また万が一を想定してオーバーフロー管も設置しており、排水能力を超えて雨水が溜まった場合は、オーバーフロー管から外部に排出される機構になっています。
②メンテナンスについて
ベルハウスの屋上は金属防水を採用。
さらに表面を耐候性樹脂(塩化ビニル)で被覆することで、酸性雨や潮風などの塩害にさらされないようにしています。
こうすることで、シート防水に比べて耐食性・耐候性に優れた屋上になり、メンテナンスコストを抑えることができます。
5.まとめ
ご友人を招いて屋上でBBQ、夏はお子様とプール、テントを設置してキャンプ気分を体験…などなど、お家時間の楽しみがぐっと広がるのが屋上庭園です。
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