家づくりを考える上で気になるのが、建築に関する専門用語。
「建ぺい率と容積率の違いって…？」「30坪ってどのくらいの大きさ？」などなど、
初めての単語や概念が出てくることかと思います。
今回は、建築での面積に関係するキーワード「建ぺい率・容積率」についてご紹介します！
１．建ぺい率
建ぺい率(けんぺいりつ)とは、「敷地面積に対する建築面積の割合」のことを指し、単位は%で表します。
例えば建ぺい率の上限が50%なら、敷地の広さに対して半分の広さにしか家を建てられないということになります。
土地のギリギリまで家を建てたい！と思う方もいらっしゃるでしょうが、この決まりには理由があります。
主な理由は町全体の環境の観点から。
風通しが悪くなったり、家事の火が燃え移りやすくなるのを防ぐため、法律によって制限が設けられているのです。
また、地域や土地によって建ぺい率は異なり、主に用途地域という区分のそれぞれで定められています。
「土地の広さに対して、家が想像より狭い……」ということを避けるためにも、土地を探す際は建ぺい率もチェックしましょう！
２．容積率
容積率(ようせきりつ)とは、「敷地に対する延床(のべゆか)面積の割合」のことを指しています。
延床面積とは、それぞれの階の「床面積」を合計した面積のこと。
立体的な住宅の広さとの割合から、どの程度の広さの建物を建てて良いのかという上限を定めています。
容積率は、限られたインフラを地域住民が快適に共有するため、人口を適切にコントロールするために規制されています。
こちらも、地域によって異なるので、チェックするようにしましょう。
３．まとめ
今回は「建ぺい率」と「容積率」をご紹介しました。
前回の「坪」などに比べるとさらに専門的な用語ではありますが、理解しておくことで土地探しがスムーズに進むかと思います。
もちろん、分からなくてもベルハウスにいる不動産のプロがしっかりとフォローさせていただきますので、是非お気軽にご相談ください！
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