こんにちは!
ベルハウスの椎名です。
K様邸 スケルトンリフォーム、工事編です。
今回は大工工事による補強についてお伝えします!
前回は基礎の補強についてお伝えしました。
今回の工事は大工工事、すなわち柱や壁の工事(補強)についてのお話です。
1.間取りに合わせた柱の追加、撤去
まずは柱の追加や撤去。
こちらはスケルトンリフォームの特徴である「間取りの変更」のための工事です。
スケルトンリフォームでは、部分的なリフォームとは違い大規模な間取りの変更が可能です。
間取りの詳しい計画などは第4回をチェックしてみてください☟
こちらが柱を追加、撤去した際の写真です。
柱の追加に合わせて、既存の梁の耐力では足りない部分を補強するため、新たに梁も一部追加しています。
こう見ると追加した柱や梁がよく分かりますね。(色が薄い木材が追加施工した構造材です)
2.耐力面材補強
必要な壁面に面材を打ち込み面材耐力壁を追加していきます。
こちらが施工した面材耐力壁です。
この耐力壁を住宅の各部に効果的に配置することで、水平荷重(横からの力)に強い家──つまり地震に強い家になります。
耐力壁の説明や構造補強計画については第5回をご覧ください☟
3.既存構造体への金物取付
元々あった骨組みに金物(金属製の部材)を取り付けることで、耐力を向上させます。
こちらも、構造計算を元に補強のために必要な金物の数と種類、場所を割り出して施工しています。
このように、耐震性向上のための様々な補強をしつつ、工事を進めていきます。
次回はついに完成した家のご紹介です!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ、次回もご覧いただけますと幸いです。