ベルハウスHです。
少し間が空いてしまいましたが、前回に続きM様邸の進捗報告を致します。
↓前回のブログ↓
上棟から約2か月半、内部造作工事を行いました。 まず行ったのはピンの打ち込み漏れがないかのためチェックをしました。
ピン工法自体は、在来工法でも用いられ木造住宅にみられる柱・梁の断面欠損を極力少なくし耐震性能を確保することを目的に開発されました。
在来工法で用いるピンは、直径12mm(鉛筆横のピン)に対し、SE構法で用いるピンは、直径16mm・20mmの2種類あります。
ここまで太いピンで接合部が固定されていると思うとそれだけでも安心ですね。
次に、耐力壁・床合板部の確認、釘ピッチのチェック。
SE構法は柱・梁のラーメン構造ではありますが、構造用合板を使った耐力壁も併用しお家の強度を確保します。
NCNの弊社担当者にも現場にお越し頂き、打合せを兼ね再度チェックも行いました。
こちらのM様邸も、もちろんのことながら耐震等級3、耐風等級2となっております。 しかも、南面にはこの大開口。
日射シミュレーションを重ね、南面2階LDKに最適な日射取得ができるよう設計致しました。
これぞパッシブデザインの醍醐味ですね。
つい先日、足場も解体し、残るは内部の仕上げ工事のみとなりました。 完成が待ち遠しいですね!
次回は、屋上庭園や内部仕上げについてなどご紹介させていただきます。