こんにちは!
施工管理Iです。
今回は前回の記事のその②となります。
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先日、西宮市のM様邸が上棟いたしました。
梅雨の時期だったので天候がどうなるか終始ヒヤヒヤしておりましたが、何とか無事に終えることができました🌞
M様、上棟誠におめでとうございます。
一般的な在来工法で使用される柱は105mm角が主流ですが、SE構法では120mm角の柱を使用します。
そこへ緊結用の特殊金物を取り付けて、「剛接合」と呼ばれる方法で柱同士をくっつけていきます。
プレカットされたスリットへと金物を落とし込み、専用のドリフトピンでしっかりと固定。
この辺りが在来工法との大きく違うポイントのひとつでもあります。
そうして組みあがったお家はこの通り・・↑↑
柱が少なくスッキリとした大開口が作れます。
在来工法での柱間の距離は最大でも4~5mが限界で、※梁下への鉄板補強や梁背(梁の大きさ)を上げることで多少は伸びる事もありますが・・
まぁまず通常のお家では耐震強度を上げる為に0.91mピッチで入れる事がほとんどです。
鉄骨造に比べて躯体となる柱そのものの強度や接合部の強度が取れないことが原因とされていました。
しかしSE構法では最大9mのスパンが可能となり、
木造では難しいと言われていた自由度の高い設計が実現できるようになったのです。
M様邸ではSE構法ならではのオーバーハング、屋上庭園、吹き抜け、大型窓を採用していただき、
見どころ沢山のパッシブハウスを造らせていただいております。
完成へ向けて順調に加速していく工事。
今後も進捗に併せてSE構法の魅力をお話しさせていただければと思います☺
その③を楽しみにお待ちください。
ご閲覧ありがとうございました。