新年、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げますm(__)m
さて、皆様はどんなお正月を過ごされたでしょうか?
コロナウィルスで外出自粛を余儀なくされて、自宅で寝正月なんて方がほとんどだと思います。
ウィルスは目に見えないものですし、何処から感染するか分からないので、私も日々怯えながら生活しております(*_*)
一刻も早く事態が収束してくれればいいですね。
それでは本題です↓↓
昨年より着工いたしました西宮のH様邸。
パッシブデザインの片流れ屋根が特徴の素敵なお家です。
セルロース工事が完了後、抜き打ちで断熱チェックを行ってまいりました。
※セルロースとは?その効果と性能をご紹介
セルロースの施工における1㎥あたりの目標値は60kg/㎥と推奨されております。
60kg吹き込んでいれば、保障されている断熱値・効果が発揮されるという事ですが、ベルハウスが目標にしている数値は 80kg/㎥以上。
経年によって起こる自重沈下で上部に隙間が出来てしまう万が一の可能性や、断熱・調湿・防音・防火・防虫・防カビの性能値のUPを意図して行っております。
密度が高ければ高いほど性能値は上がります。が、値段も上がります・・( ゚Д゚)笑
適当なところで壁をくり抜いていきます。
↓ ↓ ↓
先端に刃が付いているので綺麗にくり抜けます。
事前に、筒の円部分の面積(実際にくり抜く面)と壁内の厚み(差し込んだ際の奥行き)をかけて計測箇所の体積を出しておきます。
76.9㎠ × 10.5㎠ = 807.45㎤
あとは、くり抜いたセルロースの重さを体積(807.45㎤)で割れば1㎤あたりの密度が分かります。
くり抜き前
くり抜き後
先の計算式に当てはめて㎥に換算すると、H様邸の1㎥あたりのセルロースは99kgという事が分かります。
これは素晴らしい結果ですね✨
場所を変えて同じ事をしてみましたが、どれも近似値が出ております。
写真で見ても分かるとおり、パンパンに目一杯吹き込んでもらっているからこその数値ですね😙
【吹込み前】
【吹込み後】
H様邸はピアノ教室を開かれる予定ですので、セルロースの防音効果を活かして防音部屋を作らせていただきました。
床、天井、壁を二重に吹かせて、セルロースも2倍の吹込みをさせていただいております。
完成目前のH様邸、内部も外部も本当に素敵な仕上がりとなっております。
お引渡しが近づいてきて少し寂しい気持ちもありますが、引き続き宜しくお願いいたしますm(__)m
長くなりましたが最後までご閲覧いただきありがとうございました。
施工管理I