先日、狭小住宅で自然素材を使ったお家、神戸市のM様邸のお引渡しを行いました。
M様邸の敷地は阪神間に立地した狭小地のため、限られた条件の中で家づくりの検討がスタートしました。
LDKは2階に配してロフトと勾配天井を設け、縦の空間を十分に取ることで、少しでも明るさと広さを感じられるようなプランとなっています。
また、階段下の空間をギリギリまで収納として確保するなど、快適に暮らしていただけるようなアイディアや工夫を盛り込んでいます。
お引渡しはご家族一同の、なんと“四世代”ものみなさんにご参加いただきました!
これから入居されるご夫婦をはじめみなさんに、狭小住宅で自然素材を使った住宅を大変お喜びいただいて、
家族の温かみが感じられるとても感動的なお引渡しとなりました。
阪神間の狭小住宅の家づくりにあたって
阪神間で戸建て住宅を建てる場合、その多くは地価の高騰しているため、予算の関係でどうしても『狭小住宅』にならざるをえません。
ただ狭小地で建てる際は、
・容積率や高さや斜線制限によって建築できる面積や高さに限りがあること
・隣接建物の関係で、日照や風通しを確保することが難しいこと
・外部からの視線によるプライバシーに配慮する必要があること
といった制約条件などに注意する必要があります。
このような狭小地で後悔しない家づくりを進めるためには、プラン上の工夫が必要なこともさることながら、土地が予算の範囲内で希望するお家が建つ敷地なのかを見極めることが不可欠です。
狭小住宅をご検討の方は、その敷地を選定する段階からプロの方に相談することをお勧めします。