最適な土地の造成プランを考案するのも設計士の仕事です!
今回は箕面森町に注文住宅を建てられるHさんの土地の造成に関するお話しです。
この土地は、東西が道路にはさまれており、1.5m程の高低差のある土地となっています。
通常、コンクリートにて擁壁を作り高低差の解消を考えますが、この場合だと費用がかなりかさんでしまいます。
また、合わせて土の搬出にかかる費用も更にかかってきてしまいます。
その為、今回は出来る限り費用を抑えるために工夫をこらしました。
土地の持っているポテンシャルを引き出す計画としています。
車の停め方や玄関までのアプローチを検討し、掘り出した土を敷地内に戻すなどして、擁壁が不必要になる計画としました。
お客様と現地にて外壁の色の確認、また外構のイメージをすり合わせました。
一緒に近隣の方々へのあいさつもさせて頂き、着工への準備が無事整いました。
同じ土地でも、造成の計画・方法によって、費用が大きく変わってきます。
しっかりと土地の特徴を設計士が把握することにより、コストを抑え最適に家を建てるプランを計画することができます。
家作りは「土地を探すこと」から始まります。