こんにちは!
ベルハウスの椎名です。
今回はスケルトンリフォーム、KN様邸の解体工事についてお伝えします。
スケルトンリフォームでは、骨組み(構造躯体)まで解体して改修を行います。
(今回は内部スケルトンリフォームと呼ばれる、外壁も既存のものを残す工法です)
解体していくと、それまではわからなかったお家の問題点が浮き出てきました……!
1.断熱材の劣化
これは内壁を解体して出てきた断熱材の写真です。
所々黒くなっているのがお判りでしょうか?
これはいわゆるカビです。
壁のなかで結露が起き、こうしたカビが発生したものです。
これでは断熱材も十全な効果を発揮できません。
2.筋交いの施工不良
これは、弊社ベルハウスの新築の注文住宅での施工写真です。
この○で示したものは、筋交い(すじかい)と呼ばれる部材です。
住宅の耐震性を高める重要な構造材の一つですね。
こちらは、今回の建物の解体後写真(二階キッチン窓)です。
同じように斜めの部材が入っていますが……実は変なところがあるんです。
どこかお判りでしょうか?
そう、実は一本に繋がっていなければならない筋交いが、窓で途切れてしまっているんです。
これでは、筋交いとしての役割を果たすことができません。
こういった問題も含めて、耐震補強する必要がありました。
3.雨漏り
こちらは、南面の窓付近の壁です。
○に囲まれた部分にシミのようなものがあるのが分かりますでしょうか。
こちらは恐らく三階ベランダからの雨漏りと思われます。
築年数の長いお家では、表に出ていなくともこういった問題が隠れ潜んでいることがあります。
4.まとめ
普段見ることのない壁の内側には、思わぬ問題が潜んでいる可能性があります。
スケルトンリフォームは、こういったお家の根本的な問題を解決できるリフォーム工法です。
是非参考にしてみてください!
次回は、これら構造の補強計画やプランについてご紹介できればと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ、次回もご覧頂けますと幸いです。
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