こんにちは!
ベルハウスのSです。
今回も宝塚市 K様邸のフルリフォームの様子をお伝えしたいと思います。
第三回目は解体編です。
土壁
解体初日、まず判明した事実がありました。
それは、壁が「土壁」だったということです。
土壁とはその名の通り土でできた壁です。
昔から日本では使われている壁ですが、調湿性や蓄熱性には優れているものの断熱性は低いです。
どれくらい低いかというと、弊社で標準的に使用している「グラスウール」という断熱材の、十分の一の断熱性能しかありません。
雨漏れのシミ
少しわかりにくいですが、梁に黒いシミがあるのが確認できます。
これは上にバルコニーがあるため、そこから雨漏れが起きていたという証拠ですね。
在来浴槽周りの土台・柱の劣化
解体が進み、柱や梁が露出した状態です。
これは浴槽周りの土台と柱の写真ですね。
かなり腐食してしまっているのがわかると思います。
屋根
屋根は瓦屋根でしたが、ガルバリウム鋼板の屋根に変えるため、これも解体します。
瓦の下には土があり、これが重くて解体が大変でした……。
近隣の方に迷惑がかからないよう、袋に廃材を入れて穴から下へ落とすようにしました。
ずいぶんとスッキリしました。
これが#0でお話した、家の内側を構造躯体(骨組み)まで解体した状態です。
また随時必要なところは解体しつつ、問題の部分を補修、補強しながら、内部スケルトンリフォームを進めていきます。
次回はプラン編です!
意匠に関する設計のお話をさせていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ、次回もご覧頂けますと幸いです。