こんにちは!
ベルハウスのSです。
今回は、現在スケルトンリフォームをしている兵庫県宝塚市のK様邸。
第一回目はK様邸が元々どのような物件だったのかをご紹介していきたいと思います。
現在フルリフォームを進めているこの物件は、元々K様が所有されていたお家ではありません。
阪神間では新築用の更地を探すのが困難な為、K様は最初から中古住宅を購入し、フルリフォームされることをお考えでした。
結果として、K様はこちらの中古住宅をご購入され、弊社でスケルトンリフォームをさせていただくことになりました。
物件の情報
- 面積
- 延床面積 86.5㎡(26坪)
- 一階 49.7㎡
- 二階 36.5㎡
- 築年数 昭和54年
約44年前に建てられた住宅になります。
日本の建物は「新耐震基準」という耐震基準が適用されていますが、これは昭和56年以降の基準です。
こちらの物件は大規模な地震をあまり考慮されていない「旧耐震基準」適用の建物。
つまり、耐震性能が今の建物と比べて低いということですね。
- 断熱材
この建物は壁が土壁だったため、断熱材が入っていませんでした。
また、床や天井にも断熱材はありませんでした。
この状態の家だと、夏は暑く、冬は寒い暮らしをしなければなりません。
- アルミサッシ
現在、住宅に使われるサッシで主流なものは「アルミ樹脂複合サッシ」などです。
しかし、こちらの建物に使われていたのは単板ガラスのアルミサッシでした。
単板ガラスは断熱性能の低さがデメリットです。
断熱材が無いこともあり、耐震性能に加えて断熱性能にも不安がありました。
(耐震性能、断熱性能については今後のブログでもっと詳しくお話しします……!)
間取り
こちらはリフォーム前とリフォーム後の間取り図です。
パッシブデザイン設計を取り入れ、南面の窓面積を大きくすることで夏涼しく冬暖かい家に。
リビング階段や、キッチンとリビング間の隔たりを無くすことなどで、リビングを開放的な空間になるよう計画しました。
詳しいプランの説明についても今後のブログにてご紹介いたします!
次回は工事の前段階、事前調査のお話をさせていただければと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ、次回もご覧頂けますと幸いです。