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耐震・断熱強化のスケルトンリフォーム【耐震調査編】

耐震・断熱強化のスケルトンリフォーム【耐震調査編】

2020/06/15

こんにちは。

営業・施工管理担当のHです。

夢のマイホームでは、デザインや間取りなど目に見える部分が重要視されがちですが、お家をつくる側からすると、まずは安全性を確保することが大切だと考えます。

それはリフォームにおいても、同じことです。

やたらに壁を少なくしたり柱を抜いたりすると、各材への荷重のかかり方、力の加わり方が変わり、倒壊しやすい建物になってしまいます。

また、築年数の古い建物になるとそもそも耐震・耐風の検討をしていないお家、いわゆる【構造計算をしていないお家】が大多数なので、柱を抜いたり構造を無視したリフォームなんて考えるだけで恐ろしいものです。

そんな状態で、もし、大地震が来たらと思うと…。

ベルハウスのリフォームでは、リフォーム前の状態、リフォーム後の状態で耐震のチェックを行います。

工事前に行うことで、現状どの程度の耐震性能があるのか、またどれほど補強をすれば良いのか、逆にどこまで空間を広げることができるのか等も把握し、根拠に基づいたプランのご提案ができるようになります。

よって、安全に窓面積の多いパッシブデザインの要素も取り入れることもできます。

つい先日、とある物件の耐震調査を行いました。

その物件は、混構造3層・リフォーム予定のお家です。

まずは外部から。

【打診棒】という先端が丸くなっている棒で壁を撫でていきます。

この作業をすることで外壁の劣化状況や補修すべき箇所が確認できます。

続いて、【シュミットハンマー】という調査道具を使いRC部の圧縮強度確認を行います。

RC部に打撃を与えた反動から強度の推定をするものになります。

最後に、【常時微動による耐震診断】を行いました。

見た目はただのパソコンとお弁当箱のような何の変哲もない機械ですが、小鳥のさえずりによる振動さえも感知するという超精密な計測ができる機械となっております。

この機械を用いた計測結果は、建物の耐震性を評価する指標になりますので、安全なプランを検討する上でとても役立ちます。

この夏より着工の、門型フレームで耐震補強して断熱性能もアップさせるスケルトンリフォーム。

定期的に報告いたします。

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