現場監督のMです。今回は狭小住宅のお話をしたいと思います。
新築で建てる家で狭小住宅の話になると、せまっくるしいイメージですが、個人的には好きなのです。
もちろんデメリットが多いのも承知ですが、【私が阪神間で家を建てる】とするとデメリット<メリットと考えています。
メリットの一番は予算面ですね。土地面積が広くなるとイニシャル+ランニングコストが高くなります。
土地の購入費用や外構費用の初期負担は金額が大きく厳しいですが、光熱費(エアコン等)の維持費、将来のメンテナンス費用、固定資産税等のランニングコストもかなり厳しいものです。
『狭さ=デメリット』と考えてしまいがちですが、限りがあるスペースだからこそ、『家族に本当に必要なモノの中だけで暮らす』という考えが好きなのです。
以前何かで『限られた空間に無限の可能性を盛った「幕の内弁当」こそ日本文化』と読んだ事があります。
狭小住宅はそんな幕の内弁当のようなお家になるよう、建てていければと思います。